凄腕インターネッターにゃるら氏謹製の話題作、『NEEDY GIRL OVERDOSE』を1/21~23あたりにかけてプレイしました。
英題が「NEEDY STREAMER OVERLOAD」なのめちゃいいですね。配慮……ローカライズの困難さ……がにじみ出ていて。
おそらくは全エンディング見て、steamには総プレイ25時間と出てます。けど寝落ちや放置した時間も多分に含んでるはず。
ネタバレ外でよかったところ
- サウンドトラックがめちゃいい
- 画面がゆめかわvaporwaveでいい
- 製作者にしっかりとした哲学があるのを感じる
- ちょっとしたテキストの生々しさがいい
- オタク・サンプリングが巧み
- ドット絵のバリエーションやアニメーションが凝ってて見ていて飽きないししっかりかわいい
以下にはネタバレがあるね。
あんまりよくないと思ったところ
- 超てんちゃんが最初から100万人をめざすモチベーションがどこからきているのかわからなかった
- 1万人行かないと家追い出されるはわかりやすい動機づけだったのに
- そこで承認欲求に火がついて100万人目指す~とかならよかった?
- ドラッグ中毒者の末路を神聖化しすぎでは
- SNSまわりの描写が地に足ついているせいでこっちの飛躍ぶりが危うく感じてしまうところがあった
- 結論が暗すぎる
- 自分はそこまで突き詰めた𝑰𝑵𝑻𝑬𝑹𝑵𝑬𝑻をやってるわけでもないしな~と思ってしまった
- 超てんちゃんがにゃるらすぎた
- にゃるらちゃんが脳裏にちらついちゃうところがあったね
- 話題に出てくるオタクジャンルが……
でもまあSNSや配信描写の質感には他の追随を許さない良さがあったし、これあの配信者がやったらどうなっちゃうんだろうな~みたいなところも楽しめたのでめちゃくちゃいいゲームだと思います(レオスの配信めちゃよかった)。これを遊んでどのネタに引っかかったかみたいなところで好きなだけ自分語りもできるし。"OMGkawaiiAngel-chan, c'est moi" つってね。
次回作にも期待してます。