ツイッターで流れてきたブログ記事を読んでいて、以下の一文に目が留まる。
押入れの奥に片付けられていた古い日記を取り出し、
あの頃のことが書かれているものをもう一度読み直してみました。
日記、残ってると良さそうだなーと思ったので、書くことにした。
10/4
午前に起床。朝食食べたかどうか覚えてないけど多分食べてない、カフェオレは飲んだ記憶がある。
ツイにミュークルドリーミーの実況が流れているのを横目に、シャニマスの社長ミッションに挑み敗北を重ねる。
ミュークルドリーミーは1話がとにかく好きで、「夢」に対してフロイト的な視点、無意識の抑圧と開放の観点でアプローチしているところがごりっと硬めの構造を提示していてよかった。母親が服装の選択肢について無意識で抑圧していて、欲望のタガを外しての爆買いによって初めて本当に着たかった服が見つかるという、夢の怖ろしさだけでなく奥底に秘めた力の可能性まで描ける射程の広さが快かったんすよね。キッズ向けで"抑圧"に対して意識的であるということはそれだけで意義のあることだし~と期待しながら2話以降も観てたんだけど、自分が1話観て期待してたものとは違うものになっていってる感じがしてモチベーションが落ちちゃって続きを観られてない。監督が企画時から変わったのが大きいのかな? コメディとしては他では楽しめない愉快なテンポをもつ作品なのでそのうち観るとは思う。
シャニマスはそれなりに真剣にやってて、最上位のグレード7とグレード6を往復するくらい(上位500~1000位程度)なんだけども、それでもEXTREMEでの完全掌握は難しい。Viアルスト使ってるのが良くない(先制攻撃に弱い)と思うのでViストレイへ組み替えてなんとかならないかな~と思いGRADをちょいちょいやる。
昼過ぎ、腹が減ってきたので飯をどうしたいか考えてみたところ、二郎系な気分だとわかったので、外出を決める。漫画家の和田ラヂヲ先生が展覧会を渋谷方面でやっているという情報をキャッチしていたので、それを見てからラーメンを食べるプランにした。
もたもた……(家を出る準備でもたついている様子)
小和田ラヂヲ展は壁じゅうにずらっと貼り付けられたネームが壮観だった。ネームに入ってる修正を見ると思考が追える感じがして面白い。ネームを3枚買って南青山から歩いて渋谷へ。
↑購入したネーム。
途中でイメージフォーラム付近を通り、『新しい街 ヴィル・ヌーヴ』がかかっていることを思い出す。
渋谷方面へ出る機会がなく逃していたけど、これは絶好の機会とチケットを買う。腹が減っていたのでちょっと先の時間のやつを取って、先に渋谷でラーメンを食ってPARCOの大和田ラヂヲ展を見る算段をつける。
ラーメン屋はちばからへ。
並の豚、にんにくネギを食べる。豚がめちゃめちゃやわらかくておいしい。ネギはなくてよかったかも。写真も撮ればよかったかも。
パルコへ向かう途中で丸善ジュンク堂に立ち寄る。昨日インターネット某所で、シャニマス公式がキャンペーンでツイッターに掲載した4コマ「電話の向こうは」にて凛世が手にしている文庫本が岩波文庫の緑っぽいという話題から、そういえば【ワン・モア・フラワリング】桑山千雪で千雪が読んでる本ってなんなんだろうねという話が展開された。
【2.5周年記念web4コマ漫画更新!】
— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) 2020年10月3日
2.5周年特別編第3話『電話の向こうは』を公開しました~!
今回は「杜野 凛世」さんのお話です!
みなさんぜひご覧ください!!#シャニマス #idolmaster pic.twitter.com/0wY4IadwZX
私は凛世が読んでいるのは三遊亭円朝の『牡丹燈籠』、千雪が読んでいるのは書名まではわからないけど新潮文庫の何かなのではないかと推測した。
千雪の方は単純に定価やISBNの配置が新潮文庫のそれと同一で、この色の背も見覚えがあるというのが理由。
凛世の本については、まずカバーに緑色のブロックがどう配置されているかに着目してみた。
岩波文庫(緑)の色付きの部分ってタイトルがどんと左上に配置されて、その下に作者名か編者名が入る2ブロック構成が多いと思うのだけど、凛世が読んでるのはタイトルの上に副題があって3ブロックになってるパターン。で、その配置が上から小・大・中となっている。この条件に合致するカバーのものを岩波書店のサイトから探してみると、以下の4冊が見つかった。
このいずれかで、凛世が読む蓋然性が最も高いのは『牡丹燈籠』だ。というのも凛世はイベント「many screen」にてユニットのメンバーと落語の「死神」を演っている。「死神」は三遊亭円朝が創作した演目であるため、その流れで三遊亭円朝の『牡丹燈籠』を凛世は読んでいるのではないか……という推理。
というわけで丸善ジュンク堂で『牡丹燈籠』と、あと出たのをすっかり忘れてたオースターのブルックリン・フォリーズ(新潮文庫)を買って外へ……出ようと思ったら外へ出られるエレベーターの場所がわからず店内をぐるぐる回るはめに。気づけば映画の時間が迫っていて、ふぇ~という気持ちになったが、Uberが渋谷区で使えます!2000円引きクーポンあげます!というメールが届いていたことを思い出し、初UberTaxiを召喚してなんとか上映に間に合わせることに成功。
渋谷でタクシー乗る機会なんてないしいいタイミングで使えてラッキー!
『新しい街 ヴィル・ヌーヴ』を鑑賞。感想をざっくりいうのは難しい感じの映画だったけれども、生々しい、アニメーション!て感じがすごくて、普通なら耐えきれないようなメインキャラクターの中年男性のナイーヴすぎるような感傷にも自然と付き合えちゃう魅力があった。
レモン味の炭酸水を買って飲み、帰るか~と思ったところで、押上で人が集まる由をツイにて知り、押上へ。
「なんか……末吉じゃないみたいだな」
遅くまでしゃべって解散。帰宅しインターネットを眺め、日記を書こうと思い立つ。
書いた。もうすぐ5時……
iphoneの写真をいい感じにPCに同期したいので、やり方を調べてください>明日の自分
おわり